2009年03月28日

トンネル怖い

いま描いてる漫画にトンネルが出てくるパートがあるんですが、もう使われていないような古い坑道、隧道なので、煉瓦壁を描くのがすごく大変です。

ひとコマ切り出すと、こんな感じ↓

c03サンプル3.jpg

これはプログに載せる必要上、実際の漫画とは多少人物配置を変えてあります。

まだ汚しも入れていない絵ですが、見てお分かりかと思いますが、一部に先日作成したねじりまんぽトーン、それ以外の通常部分ではフォトショップで作った煉瓦模様を変形して貼り付けて作っています。

なぜって、煉瓦壁描くの大変だからです(苦笑
でもこういう貼り付け作業だけでもじゅうぶん時間食いますね^^;
パースきちんと組んでもうまくチリが合わないこと合わないこと。
手描きの省略法も捨てがたいので、チャンポンしてますけどね。

おまけに作成した煉瓦トーンのサイズがものすごく、メモリ2G積んでるのにフリーズします。
これは作業効率上、ちょっと考えないといけません。

で、これに陰影をつけたいわけですが、ここでまた悩んでいます。
フォトショップのブラシで陰影をつけるか、通常トーンを乗せるか、です。

以下に作例を載せます。

c03サンプル2.jpg
・通常のパワートーンと削り

c03サンプル1.jpg
・ブラシの陰影でパワートーンのトーンチェンジャー

このサイズの画像ではトーンのドットが出ませんが、だいたいのニュアンスの違いは分かってもらえると思います。
いままでず〜っとトーンチェンジャーで表現してきましたが、パソ絵風で不満でした。
ということはやっぱりスクリーントーンオンリー?

いえ、基本トーンで、必要に応じてブラシ効果、それで行くと思います。
その方が深みが出るような気がします。

・・・・・・なんだ、悩んでないじゃん。
そうですね、すいません^^;



posted by まーちゃん at 01:50| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

頭が硬くなった?

自分、車いじったりするのが趣味なんですが、もう10年くらいですか、やってるんですけど、ず〜っとつきまとっている不安があります。
それは「漫画家たるもの趣味など持っちゃいかん、そんな時間があるならもっと絵を描け」という強迫観念です。

実際まわりを見回すと、車の免許も取らずほぼ外出もせず、自分の時間のほぼ全てを創作につぎ込んでいる作家さんが多数存在しています。
そうしてそういう自己犠牲を貫徹している方に確かに多いです、成功している方が。

でもたくさんの趣味を持ち、遊びの時間と仕事を両立させている作家さんも知っています。

でもこれは、どちらがどうというものでもなく、自分は自分なんだから、という結論は最初から出てしまっているんですから、なにもここで不安がどうのと書くこともないんですが、不安は不安としてあるんだから仕方ないやと思い、趣味もやってきたりしたわけです。

・・・が、

最近それも違うぞ自分、という印象を持つようになってきました。
自分の存在意義というのを斟酌するに、自分らしい視点で物事進めるのもアリなんじゃないかと思いだしてから、漫画描くのが楽しくなってきました。
どう描いても自由、という漫画もあっていいんじゃないかと、ある種の開き直りが数十年していた足枷を外す結果になったのかも知れないです。

まあもともとあまり絵も達者な方ではないですし、客観的には話も中途半端な変なのばっかりなんですが、それなりに芯はあったつもりでした。
(H漫画やってることについての整合性はまた別の機会に)

ただ今、正直言って最大の問題はいわゆるパトロンがいないことです。
そのパトロン探しのために見せ絵として一本描かないと、手元には古い原稿と最近までのH漫画しかないわけですね。
それでその一本を描き始めたんですが、これが楽しくて仕方ない。
余暇の時間を全てつぎ込んでも惜しいと感じない。
こんなことはず〜っと無かったことです。
不思議なこともあるもんだなぁと思います。
いわゆる「初期衝動」ってやつなんでしょうか、それが蘇ったような錯覚を覚えます。

錯覚?

ええそうです、錯覚かもですね。
人間歳をとると自分を騙すようになります。
きっといつか醒めるんです、そんな不安や恐怖も感じています。
環境が許さないんじゃないか、そうも思います。
でも、こういう不安を公にできるようになった分だけ、少し成長したかもしれませんね。

頭やわらかくしなくちゃぁ・・・・。







posted by まーちゃん at 05:24| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

28週後とか

またゾンビの話ですすいません^^

前にコメント欄で話題にでた「28週後」ですが、私は「28日後」の方観てないのでなんとも言えないんですが、「28週後」の方はけっこう面白く観ました。
(そういえば「トレインスポッティング」も観ていないでした)

一言で言えば「走るゾンビ」というのはワンキャラ物に分類できると思います。
そうです、走ってるという属性を持ったゾンビであるわけで、ロメロゾンビに及ばないのはその点に尽きます。
ロメロゾンビはあらゆるキャラクターを網羅でき、かつそれをじっくり鑑賞、堪能できるという贅沢さを再認識させられたんです。
(ゆっくり歩くし、ほら、トロいから)

だから「28週後」はたくさんのゾンビっぽいのが出てくるにもかかわらず印象に残るのはパパゾンビのみなのですね。
もう、全速力で走ってて編集のカットバックも速いからひとりひとりがどんなゾンビなのか見えないんですよ。

というわけで。ちょっと今描いてる漫画の一コマに出てくるゾンビを切り出してカードにしてみました。
色も乗せていないただの線画ですいません。

■甘ロリゾンビ
ゴス01.jpg
呪怨風に下顎を砕いて体液を垂らしてお洒落に演出してみました。つまり相手を齧れないので無害です。

■ヲタゾンビ
ヲタ01.jpg
そのまんまです。両手に大事な同人誌の入った袋をぶらさげているので動きは緩慢で無害です。しんどそうなのが特徴ですが、死んではダイエットもできません。する気もないでしょうが。このゾンビも蹴り飛ばせば勝てます。

■ウェイトレスゾンビ
ウェイトレス01.jpg
階段から落ちて首が折れたままになっててグラグラしてるのでこれも人を齧りにくく無害に近いです。注文取り来てほしくないです。

■ロッドゾンビ
ロッド01.jpg
ローザ・ルクセンブルグの故どんとさんにも似ているのでどんとゾンビにしようかとも思いましたが、故人に対して失礼なのでやめました。あ、ここで名前出しただけで失礼ですかね。ロッド・スチュワートじゃ古すぎて知名度低いですか。たぶんアラフォーロックバンドで年甲斐もなくツイストの「酔いどれ」シャウトしていて横隔膜が破裂して死亡しました。

■'70年代風おやじゾンビ
おやじ01.jpg
下駄を鳴らして「よう!」なんて声かけながら気さくに噛み付いてくるので注意が必要です。いまどきフリーセックスしてて大事なところを噛み切られました。

■母娘ゾンビ
親子01.jpg
遠景なので線がぞんざいです。娘はクトゥールーちゃんじゃありません。なんで片腕がもぎれてるんでしょう。あ、愛娘に食わせたんですね。

こんな風にゾンビを描いていると、ひとりひとりに設定が必要で、なんか楽しいんです。
ロメロ系のゾンビ映画などでは大群衆のゾンビ撮影でエキストラたちがひとりひとり思い入れに満ちた自分なりのゾンビを演じていて、すごく楽しそうです。
近年観たなかでは「ドーン・オブ・デッド」がそうでした。

このゾンビたちは舞台が日本なので食肉ではありませんが、また体も火葬済みなので動く死肉とはまた違う設定ですが、不完全体として登場します。
でも一応生前のキャラを表現できるので、そこはロメロゾンビと同様、描いていて楽しいです。

さて漫画の話ですが、こういう冥界物でヒーローヒロインを出すかどうかは非常に悩むところです。
漫画の構成上バトルがなければならないとなれば、構成上ゾンビものの味わいを著しく損ねるんじゃないかと思うんです。

左斜め上の女の子みたいな右手だけ死んでいる、もしくは寄生された少女が悪賢い死者と立ち回りを演じるなんてのも考えていますが、ちょっと昔の妖魔ミカヅキ然としてて古いです。
それ以前にただ悪い人というのはあまり出したくないかもです。
つまんないもんね。

久々にオリジナルで物語を考えているという気がしています。
なんかけっこうリハビリですね。
(仮題は「ZONE」って言います)

だからこれは習作でしょうね。
いまさらなにやってんだかですねw



posted by まーちゃん at 04:57| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

ゾンビが好き

ゾンビが好きでなんとか日本を舞台にした作品世界にゾンビを包含できないか20年くらい考えているんですが、なかなかうまい設定ができません。

考えていたらゾンビ界も「ブレインデッド」とか「マニアックコップ」とかゾンビ(的なものを含めて)キャラ性が優先される風潮に取り込まれてしまい、ゲームでも「バイオハザード」が一世を風靡してしまったりと「違うんだよな要素満載」な流れになってしまっていました。

それで最近になって「Jホラー」がきっかけでたくさんのゾンビ映画が入ってくるようになって、原点回帰もなされるようになってきました。
これは少しホっとしましたが、かといって次の段階が見えてきたわけでもない、という欧米文化の末期的症状でしょうか。

そんな中でも、清水崇監督の「呪怨」はとても好きでした。
ハリウッド版になった「THE GRUDGE」もとてもよかった。
なぜかというと、日本的な怨念を物質化するのに死者のキャラ化で昇華させた手腕が見事だったからです。
また映画としては、ホラー映画としての無駄な要素を排して見せたい場面だけをつないでいった潔さがあったからです。

もっとも作品世界の怨念はなにも怨霊にだけに篭るわけではけっして無く、その登場人物、さらに後退すると作者側になければ作品も空しいものになるんじゃないかと思います。
その種の作者の妄想は一般に忌避される風潮なってしまいましたが、それに流されるのが作者側としてはもっとも恐れるところです。

しかしなによりそういう世界は描いていて楽しい。
一体この10数年で描いてボツにしたゾンビものの下描きは、軽く100ページを超えてしまいました。
載るアテもないのだから、ネームも無しで下描きで描いてしまうんですね。
それは楽しいから。
楽しいから、それがどこにも載らなくても損したとは思わないんですね。

まぁ載せてもらうアテもないけど、考えてみたらネットで漫画公開してる人もいる時代になりました。
少しでも形になったらホームページでお見せできればいいなと思ってます。






posted by まーちゃん at 10:54| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

ねじりまんぽ

煉瓦のトンネルで「ねじりまんぽ」という工法があります。
それを描くのがとても大変で、仕方なくトーン化してみました。
以下の画像がその「ねじりまんぽトーン」です。

ねじりまんぽトーン.jpg
(クリックで拡大)

フォトショで切片を作りそれを回転させながら貼り付けていったので、奥の方で破綻しています(苦笑
で、どういう時にこういう風な煉瓦の積み方をするかというと、以下のようになります。

ねじりまんぽ概念図.jpg
(クリックで拡大)

要するに斜めに交差する道路に煉瓦橋をかける場合に、こういうふうに煉瓦を積まないと崩れてしまうんだそうです。
これはあくまでイメージで、端っこでうまくチリが合っていませんね・・・。

明治の頃にこういうふうに(そうとしか言えないくらい良く分からない)煉瓦を積むには相当の職人技を必要としたようで、いまはもう積める人はあまりいないのかも知れないですね。

このトーンの600dpi正式版、欲しい方がいたら僕にメールを・・・っているわけないですね(笑)

ではまた。

posted by まーちゃん at 02:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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