2009年03月23日

28週後とか

またゾンビの話ですすいません^^

前にコメント欄で話題にでた「28週後」ですが、私は「28日後」の方観てないのでなんとも言えないんですが、「28週後」の方はけっこう面白く観ました。
(そういえば「トレインスポッティング」も観ていないでした)

一言で言えば「走るゾンビ」というのはワンキャラ物に分類できると思います。
そうです、走ってるという属性を持ったゾンビであるわけで、ロメロゾンビに及ばないのはその点に尽きます。
ロメロゾンビはあらゆるキャラクターを網羅でき、かつそれをじっくり鑑賞、堪能できるという贅沢さを再認識させられたんです。
(ゆっくり歩くし、ほら、トロいから)

だから「28週後」はたくさんのゾンビっぽいのが出てくるにもかかわらず印象に残るのはパパゾンビのみなのですね。
もう、全速力で走ってて編集のカットバックも速いからひとりひとりがどんなゾンビなのか見えないんですよ。

というわけで。ちょっと今描いてる漫画の一コマに出てくるゾンビを切り出してカードにしてみました。
色も乗せていないただの線画ですいません。

■甘ロリゾンビ
ゴス01.jpg
呪怨風に下顎を砕いて体液を垂らしてお洒落に演出してみました。つまり相手を齧れないので無害です。

■ヲタゾンビ
ヲタ01.jpg
そのまんまです。両手に大事な同人誌の入った袋をぶらさげているので動きは緩慢で無害です。しんどそうなのが特徴ですが、死んではダイエットもできません。する気もないでしょうが。このゾンビも蹴り飛ばせば勝てます。

■ウェイトレスゾンビ
ウェイトレス01.jpg
階段から落ちて首が折れたままになっててグラグラしてるのでこれも人を齧りにくく無害に近いです。注文取り来てほしくないです。

■ロッドゾンビ
ロッド01.jpg
ローザ・ルクセンブルグの故どんとさんにも似ているのでどんとゾンビにしようかとも思いましたが、故人に対して失礼なのでやめました。あ、ここで名前出しただけで失礼ですかね。ロッド・スチュワートじゃ古すぎて知名度低いですか。たぶんアラフォーロックバンドで年甲斐もなくツイストの「酔いどれ」シャウトしていて横隔膜が破裂して死亡しました。

■'70年代風おやじゾンビ
おやじ01.jpg
下駄を鳴らして「よう!」なんて声かけながら気さくに噛み付いてくるので注意が必要です。いまどきフリーセックスしてて大事なところを噛み切られました。

■母娘ゾンビ
親子01.jpg
遠景なので線がぞんざいです。娘はクトゥールーちゃんじゃありません。なんで片腕がもぎれてるんでしょう。あ、愛娘に食わせたんですね。

こんな風にゾンビを描いていると、ひとりひとりに設定が必要で、なんか楽しいんです。
ロメロ系のゾンビ映画などでは大群衆のゾンビ撮影でエキストラたちがひとりひとり思い入れに満ちた自分なりのゾンビを演じていて、すごく楽しそうです。
近年観たなかでは「ドーン・オブ・デッド」がそうでした。

このゾンビたちは舞台が日本なので食肉ではありませんが、また体も火葬済みなので動く死肉とはまた違う設定ですが、不完全体として登場します。
でも一応生前のキャラを表現できるので、そこはロメロゾンビと同様、描いていて楽しいです。

さて漫画の話ですが、こういう冥界物でヒーローヒロインを出すかどうかは非常に悩むところです。
漫画の構成上バトルがなければならないとなれば、構成上ゾンビものの味わいを著しく損ねるんじゃないかと思うんです。

左斜め上の女の子みたいな右手だけ死んでいる、もしくは寄生された少女が悪賢い死者と立ち回りを演じるなんてのも考えていますが、ちょっと昔の妖魔ミカヅキ然としてて古いです。
それ以前にただ悪い人というのはあまり出したくないかもです。
つまんないもんね。

久々にオリジナルで物語を考えているという気がしています。
なんかけっこうリハビリですね。
(仮題は「ZONE」って言います)

だからこれは習作でしょうね。
いまさらなにやってんだかですねw



posted by まーちゃん at 04:57| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。ここはたまに見てます。

さまざまなゾンビのアイディアは面白いのでゾンビ図鑑的にさまざまなゾンビのブラックギャグ系4コマ漫画集みたいなの描いたら面白いのではないでしょうか?

リメイクされたドーンオブザデッドは一部を除いてあんまり好きじゃないですね。「走るゾンビ」の解釈は多分死後硬直の起こっていないフレッシュなゾンビと言う解釈なんじゃないでしょうか?
リメイク版で面白い思えた部分は身ごもった
ロシア女がゾンビの子供を出産するくだりですね。あの部分は純粋なホラームービー的な趣が強くて怖いし…HIVの母子感染的な暗喩もありゾンビムービーとしては面白い切り口だったと思えます。

バトルがなくても成立してるゾンビ系の映画というとバートンのコープスブライドがあります。あれはコメディタッチの人形劇ですがゾンビの存在を感動話のキャラに昇華したバートンは凄いとおもいますねぇ。

Posted by 又タバコ吸ってるチリヂリ博士w at 2009年03月25日 00:59
ロメロ信者ですが、ロメロに限らずなんでもみて、アンデッド・ハザードなんかでもゲラゲラ笑いながら見ている私としてはそれほどこだわりはないんですが、確かにサビーニ師匠のナタゾンビであるとか、ああいう印象に残る、日本人的な感覚からすると東宝東和的なキャラクター作りは(笑)、余禄的な楽しさがありますね。
最近だと「次はロージー・オドネルだ」くらいしか印象に残ってません、たしかに。そもそも日本人には通じにくいネタですし(笑)

ただ、ゾンビそのものはもともと絶対悪というキャラクターではないので、目の前に出られたら困ってしまうだろうな、といった扱いが、どんどんモンスター的な描かれ方になっていく点に関しては、「それはべつにゾンビでなくてもいいんじゃ?」という気にはさせられます。
ゾンビである必然性ってのはやはり個性なのかなと。存在感と言い換えてもいいのかもしれませんが。
モチーフとして同属殺しの哀しみ、みたいなものがあったほうが、浪花節的に私は好きです。古いタイプなので(笑)

どうでもいいことですが、2回目の投稿でやっとコードの意味に気がつきました(笑)ずっとランダムだと思っていたので。
Posted by りせっとさん(仮) at 2009年03月25日 01:48
>チリヂリ博士

今晩はお久しぶりです。
そうか博士もゾンビ好きでしたね(苦笑

ゾンビはキャラが立ってナンボと思うので、コメディタッチの掌編もアリなのかも知れないですね。
ただ市場が出来てないので(つうか20年以上経って出来ないんだから、もう出来ないかw)雑誌掲載を目指すならニッチな雑誌に例外的な扱いで食い込むしか無いですね。

「ドーン・オブ・デッド」はあと警備員さんの男気でしょうか。
似たような展開だった「ミスト」はオチが笑えなくてガッカリしました。
「コープスブライド」はまだ観てないです。

>りせっとさん
おっしゃるように感染系は感染系でゾンビじゃないと思います。
狂犬病みたいなもんで、腐敗が進まないというのもあります。
走り出すというのと腐敗という緩慢な崩壊はもともとそぐわない気がしてます。

基本的に愛する人が蘇ってきてという流れなので、端から浪花節なのかも知れません。

そういえば「ショーン・オブ・デッド」なんかでも思いましたが、パイソンズのようなギャグならいいけど、ゾンビのような浪花節は妖精信仰をベースとした超絶合理主義な英国人にはそぐわないのかも知れないです。
アメリカ大陸に伝播した埃まみれなブードゥー教あってのゾンビなのかも。
Posted by たなま at 2009年03月25日 21:19
好き好きゾンビ先生のウエブカット版というのを見つけて読んでみましたよ。

先生の体を張った授業に感動しましたw

クライマックスで爆発した先生の赤ん坊を主人公にした「2世誕生篇」を期待していますw。



Posted by ちりぢり博士 at 2009年03月27日 05:25
>チリヂリ博士さん

あれケストナーの「飛ぶ教室」のジュブナイル版で、最後先生が生徒を前に熱弁するシーンがあって・・・と思ったら、金八さんも同じですね(苦笑

ゾンビ先生はまたどこかで出したいです。
Posted by たなま at 2009年03月27日 16:29
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